初の企画イベントは、
地球環境、障害者の就労場創出をコンセプトにしています。
協賛企業、ボランティアの皆様達のボランティア活動は、
素晴らしい結果で幕を閉じることができました。
キャンドルは、障害者施設の子供達が作り、並べてくれました。
オリジナルキャンドルのメッセージに夢中になる子供たちもいました。
スローな夜を楽しむ若者達もいました。
新潟駅南口中央広場は、社会参加、ボランティアのコミュニティになりそうです。
建築家の設計に、理念構築は必要なことである。
ハウスメーカーは、建築家に委託、或いは
コラボレーションでモデルハウスを
作るケースが多くなってきた。
久し振りに、数奇屋建築家の友人が作った、
モデルハウスが見学できた。
新潟の匠達の見事な技は、
設計者に夢を与えるものでした。
住宅は、クライアントの要求と同時に
「技術性:予算、材料・構法、環境問題」
「意匠性:住み方、街並み景観」
とさまざまな設計条件整理でつくられる。
見学者は、設計と施工を別けてみられるか、楽しみだ。
素晴らしいモデルハウスを見聞し、
設計者のあらたな覚悟を感じています。
にいがたエキナン会は、
平成21年9月にオープンした、
新潟駅南地区広場を中心とした新潟駅南地区において、
住民、企業、行政との協働による新たな活性化と魅力的な地域社会づくりを目的に、
強い意思の基に立上を図りました。
地球環境、障がい者に少しでも支えたい、キャンドルナイトinにいがた2010
を企画しました。
ご協賛を頂きながら、建物の無いまちづくりを始めました。
構想からコンペ、設計段階まで「市民参加」で新潟南口広場がつくられています。
新潟駅周辺は第2期目の整備段階です。
この夢あるまちづくり、積極的な参画者に期待します。
待てど暮らせど仕事は生まれなく。
設計の広報に、宿題を抱えています。
営業、実務と分離に魅力を感じ、ASJ登録建築家になっています。
クライアント候補のお客への話題提起、問いかけ方、イベントの初参加は、
新鮮な体験となりました。
藤原正彦氏の日本国民に告ぐ特集記事を読んでいます。
「貧しくともみな幸せそう」日本人の築いた文明とは、考えさせられています。
わしらは、派手な住み方は無理だがね。
当日、楽しげに話してくれた初老の一言が新鮮に残っています。
歴史の中で築かれている美意識に、語れる形を創れるなば、
初老建築家がめざす、新鮮な課題となりました。
THE Neigh bor(YKK,VOL.419january2009)の巻頭対談「理想の家づくり」を読んで、早速に、本は求めました。家の設計を担当する者には耳の痛くなる様な話です。
そして、家づくりを考えておられる方に一読をお勧めしたいと思います。
林望(著者):住まい手がどう考えるかっていうこと、そことの乖離がすごくあると思うんです。よくテレビでお宅拝見みたいな番組を見ることがあるけれども、あんな家には住みたくない。建築家の方には悪いんですけれどもね。建築学会だとか建築家協会に呼ばれて話をする機会が多いんですね。それで林昌二さんなど名うての建築家の人たちと議論をするんですけれど、だいたい意見が合わないんですよ。
建築家が一種のアーティストだとすると、設計した家というのは自分の一種の自我なわけですからね、自分の作品をつくりたいのです。
(建築家と称している人達には耳の痛い話である)
家づくりでは自分たちにとって何がいちばん大切であるのか、どう住みたいのかという意思をきちっともたないといけません。
僕らがそういうきちっとした意思をもっていれば、建築家の方も家づくりがやりやすいだろうと思いますね。そうした考えももたずに、家の格好がいいからといって建築家に丸投げしちゃうと、住んでみて後悔することになってしまいます。
水素エネルギー活用都市
現状の地球規模で抱える社会問題は地球温暖化だと思う。
温暖化の根幹をなす課題は保温材役の二酸化炭素に尽きそうだ。水素製造量は360億立方㍍。供給余力は推定81億立方㍑。と日本経済新聞サイエンスは報じている。(2008.1.13)
水から取り出す場合電気分解し、水素ガスからとれる。住宅の設備施設に家庭用蓄熱電池と考え学習していますが、熱エネルギーの理想に近そうだ。水素の製造は製油所、原子力発電所、等水蒸気を発生する基盤生産施設にも馴染む様です。
化学と経済を専攻した各々の建築家と共に、月の世界、越後に省エネルギー、そして省二酸化炭素都市ができないか挑戦してみたいと思う。
高気密、高断熱をチエック出来る、簡単なプログラムがあるらしい。
今まで、設備担当者に省エネルギー化の検討をお願いするものと理解していたが、先日暖房機具メーカーの方に教えて頂いた。
開口部と壁の面積比率、そして各々の性能、コストを比較しながら実施設計の判断が出来そうだ。
冷暖房機種の選定基準は原則的に省エネルギー型であるが、更に必要最少の能力の機種を選べばよいことになる。
地熱利用の実験住宅の記事を読んだ。如何に未利用のエネルギー活用を計り、わずかな消費電力で生活ができるものか、住宅づくりに期待されていそうだ。
新潟日報12月8日の日報抄を読んで感動したことを述べます。
東大建築卒の建築家森市長はまちづくりの方針として東大建築卒隈氏の参画により、長岡市のグランドデザインを決断された記事、本当にすばらしい事と思います。
黒川紀章さんが東京知事に挑戦、そして死んだ。建築家はこれから積極的に政治に関与し、都市づくりに貢献すべきと思います。
森市長頑張って下さい。
前から、これからの住宅建築は工場にちかいものになると考えていたが、日経サイエンスは、今日の家庭の温暖化対策を的確に特集している。(07/12/02)
注目したいのは、用途別の家庭のエネルギー消費53%を占める給湯及び暖房の技術の動向である。熱源として、深夜電力、都市ガス、地下水を積極的に活用した技術の開発に期待したい。
家庭で使うエネルギーとして電気が47%を占めて最も多く、これに灯油21%、都市ガス21%が続く。深夜電力の利用でスラブヒーター等床暖房の設計の知識を得たが、エアコンなどの空調機器と兼ねた事例を知らない。
躯体表し構造、大開口部は非常に魅力を感じているが、設計条件設定は省エネルギーの技術を充分理解した上で挑戦しなければならない。共同住宅は、設備の集中化と使用料金の管理システムの開発ができれば、地球温暖化対策に貢献出来るものと考えています。
メーカーの技術開発に期待多ですが、住宅建築の工場化としてはゴミ及び排水の再利用策が考えられる。後日、述べたいと思います。
山形新聞(11月27朝刊)の記事に日本の森林はその40%が人工林だ。戦後の拡大造林政策で急拡大した人工林の60%は植栽してから16~45年のスギ、ヒノキである。と記載されていた。
和風建築の基本は木材の質で決まる。良い材を選び設計をしたいと思うが、建設単価の問題で思うようには成らない。越後のスギは色合いそして良い物がないと聞く。何とか、50年~100年程度の樹齢に育て、良い杉材を供給して欲しいと新聞記事を読みながら思った。
日本海の誕生により越後の気候風土が形成された。温暖化現象で植生と自然環境の変化を想像することは困難かもしれないが、湿潤、水に恵まれた越後の地に100年程度、大切に育てた良い杉で家づくりをされる挑戦者の出現を期待したい。