前から、これからの住宅建築は工場にちかいものになると考えていたが、日経サイエンスは、今日の家庭の温暖化対策を的確に特集している。(07/12/02)
注目したいのは、用途別の家庭のエネルギー消費53%を占める給湯及び暖房の技術の動向である。熱源として、深夜電力、都市ガス、地下水を積極的に活用した技術の開発に期待したい。
家庭で使うエネルギーとして電気が47%を占めて最も多く、これに灯油21%、都市ガス21%が続く。深夜電力の利用でスラブヒーター等床暖房の設計の知識を得たが、エアコンなどの空調機器と兼ねた事例を知らない。
躯体表し構造、大開口部は非常に魅力を感じているが、設計条件設定は省エネルギーの技術を充分理解した上で挑戦しなければならない。共同住宅は、設備の集中化と使用料金の管理システムの開発ができれば、地球温暖化対策に貢献出来るものと考えています。
メーカーの技術開発に期待多ですが、住宅建築の工場化としてはゴミ及び排水の再利用策が考えられる。後日、述べたいと思います。
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