還暦(耳順)を境に、棟梁として一徹な職人の生き方をした亡き父の後継ぎに反発した当時の自分を自問しています。 建築士に夢を抱き、その努力をしてきた自負はありますが、 何か不完全燃焼の自分の姿が、今になって気になるのです。 建築の旅、住いづくりの散歩に挑戦したいものが甦っています。 人間の目的(生命)を哲学し、その本能、機能を良く洞察し、自然との空間関係を造形的に構築し、人の感性に訴える者が建築家ではと考えています。 住いの家は村の基盤となり、 建築の形態には気侯・風土が要因になっています。 越後の心象・新潟らしさは有るのでしょうか、考古の旅を始めて、住いの意識と集落形成にも新たな興味が生まれ、「神」に関係した本を読み始めました…
浩一@橋本建築設計室
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