万代シテイにて、「新潟駅周辺整備構想」への市民参加を促すための出張PRを、二日間にわたって担当してまいりました。 以下、私がこの出張PRを通じて感じたことを、少し整理してみたいと思います。
【1】面識はない方でした、それ相応の地位で活躍された年の頃70歳を越されたシニヤの方。 模型を見ながら、一言も発せずそこからの会話で、ご意見を頂戴しました…
◆君達にも責任が伴う。
-現新潟駅周辺整備の目的は何なのか。
-そして、何故現駅にこだわるのか。
-又、なぜ一般車両の通行を不可能にし、広場をつくることが必要なのか。 その理由は?
-時は正に、政令都市づくり始まっている。 関係住民含め、誰でもが納得できる大きな整備理念を再構築すべきだ。
-学者の理想を鵜呑みにせず、行政と市民参加の橋渡し役を担う覚悟なら。 努力してほしい!
「一般車両の南北通行は何故、出来ないのかその理由」
「政令都市新潟づくりに新潟駅周辺整備をどう位置づけしているのか」
【2】幸町、上所周辺にお住みの奥様からのご意見。 (アンケ-トの調査は回答済みとのお話しです。) 周辺は南北の連絡が非常に悪く、特に西誇線橋廻りは平行に走る道路の出入り動線と重複、非常に危険が潜む。 なんとかせねばと努力はしているが、上まで届かない…
◆西誇線橋の改装。
-西誇線橋は、高架橋構想と併せ改装できないものか?
-高架橋は、当然上部に架構するもと理解していた。
-説明では橋が西勾配の起点となっている。 何故だ? この問題点の声も届く様ようにして下さい!
【3】出張PR体験を通じ、今後の覚悟…
◆新潟駅周辺整備は、政令都市づくりの重要な第一歩である。 市民、民間企業の知恵を引き出す、黒子の橋渡し役は絶対に必要だ。 又、駅含む周辺の開発構想には、更に重要な議論が必要だ。
駅周辺全体区域の将来像の再構築、職・住を基本に特区を誘導する案等、JR駅舎の整備は再コンペ等、謙虚な姿勢を期待したい。 (市民は変わる新潟駅に非常な期待感を持っている。)
◆周辺の皆様の期待は、南北一体的かつ交流可能な街を早く実現して下さい!との様に感じました。
市民参加を促がす方法は(民間企業含む)、工事順位(高架橋、計画道路)、その工程、供用開始時期、建設資金の調達方法など、出来るだけ親切な情報開示に努めることが一番の早道と思います。
シニアでの参加体験は、大変に疲れましたが、皆さん達が力を持ち合い、奉仕の努力姿に脱帽しました。 得るところ多であった事も報告し、雑感の終わりにしたいと思います。
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「シニヤ達…何に期待し…求めて散策を…準公共施設・商業施設の理想的な関係は…」
「若人達の自由なファッション…伸びやかな自己主張…舞台装置として不足するのは…」
「幼児達に新しい日本人の姿を見た…大切に育てる街づくり…」
…
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